整理整頓
整理というのは乱れたものを整えることで、整頓は片付けることである。
つまり整理することは乱雑になっていることの乱れを整理すること。
私は本をたくさんもっているのですが、ジャンルごとに分けないどころか平積みする悪習がある。
しかも本を最後まで読まないで、適当に興味がある部分だけ拾い読みしてしまう。
それでも良いのかもしれないが、いつか続きを読もうとして忘れてしまう本もある。
また1回読んで必要ないと思う本もそのままになっている。
ジャンルごとに整理をして本棚に並べるとスペースが不足する。
それで数年間も部屋の端に山積みのままになっていた。
季節が変わることもあり、衣服の入れ替えをしていたら本が目に付いてきた。
一念発起して整頓することした。
これは要らない、これはいつか読むだろう、これはコレクションしておく本、といように分けていると時間がかかる。だんだん飽きてくるが今日こそ片付けないと次は何時になることか。
寝室においてある寝る前に読む本も30冊、チョイ読みするだけで読みきった本が無い。
それを全部撤去する。これで地震があっても本が上から降ってくる心配がなくなった。
半分以上片付いたので、そろそろ良いかなという誘惑に負けないように、酒で自分の心を釣って最後までやり切る。
片付いた部屋は広くなり気持ちが良いものだ。
お疲れ様でした、と自分を褒める。