平和について考える
人類の歴史を振り返ってみると、まさに戦争の歴史です。
今でも地球上のどこかで戦争をしている。
イラクとアメリカ、パキスタンとインド、イスラエルとアラブなどがニュースになっている。
しかしニュースになっていないだけで内戦状態の国も多い。
人類の歴史が始まってから戦争の無い時代は無いのである。
世界の平和を祈念しているが、
なかなか世界レベルのことになると自分の力が及ばないですね。
国際情勢はさておき、日本の国においてはすごく平和な時代が続いている。
日本も江戸時代までは国内で戦争が絶えず起きていた。
しかし徳川時代に世界でもまれにみる平和な時代が300年も続いた。
それが明治になると、他国と戦争するように変わってしまったのです。
多大な犠牲の上に現代の平和があるのです。
たしかに殺人事件、凶悪犯罪、モラルの低下など、
さまざま問題があります。
でもよく考えてみると、多種多様な人間が暮らしている社会としては、
日本はうまく社会運営している国です。
こんな良い時代に生まれたのですから、
人生を楽しむだけでなく、自分の使命を果たすことが肝要です。
昔は自分の意思で自由に生きることができなかったのです。
今は自由です。
その自由な時代に生まれたことを感謝しつつ、
人間として生まれた本分を果たすことも大事にしましょう。