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2006年10月24日

フランクリン13徳中庸

フランクリンの13徳を順番に自分の考えで説明します。

第9中庸極端を避くべし。 たとえ不法を受け、憤りに値すと思うとも、激怒を慎むべし。

どちらかに偏らないということです。何事にもほどほどにしておくことが良い。
そうして生きていると、他人から恨まれることも無く、嫌われることも無い。

仏教でも中道といって、主義主張をかたくなにするよりも、間をとったほうが良い。
そういう考え方があります。

激怒については、医学的もよくありません。
激怒しているときの血液はどす黒くなっているそうです。

健康な人でも怒り続けると病気になってしまいます。
ストレスがたまると、胃や腸に潰瘍ができます。

また気晴らしにお酒を飲みすぎると肝臓に負担が大きくなります。
肝臓が機能低下すると万病を引き起こすことになってしまいます。

何事もほどほど、そこそこが良いということです。
しかし、いざとなったら勇気を持って、やりとおすことももちろん必要です。

 

フランクリンの13徳

第1節制飽くほどに食うなかれ。酔うまで飲むなかれ。

第2沈黙自他に益なきことを語るなかれ。駄弁をろうするなかれ。

第3規律物はすべて所を定めて置くべし。仕事はすべて時を定めてなすべし。

第4決断なすべきことをなさんと決心すべし。決心したることは必ず実行すべし。

第5節約自他に益なきことに金銭を費やすなかれ。すなわち、浪費するなかれ。

第6勤勉時間を空費するなかれ。つねに何か益あることに従うべし。無用の行いはすべて断つべし。

第7誠実詐(いつわり)を用いて人を害するなかれ。心事は無邪気に公正に保つべし。
口に出すこともまたしかるべし。

第8正義他人の利益を傷つけ、あるいは与うべきを与えずして人に損害を及ぼすべからず。

第9中庸極端を避くべし。たとえ不法を受け、憤りに値すと思うとも、激怒を慎むべし。

第10清潔身体、衣服、住居に不潔を黙認すべからず。

第11平静小事、日常茶飯事、または避けがたき出来事に平静を失うなかれ。

第12純潔性交はもっぱら健康ないし子孫のためにのみ行い、
これに耽りて頭脳を鈍らせ、身体を弱め、または自他の平安ないし
信用を傷つけるがごときことあるべからず。

第13謙譲イエスおよびソクラテス[7]に見習うべし。」

この13徳は順番も大事です。

ベンジャミンフランクリンは、この順番の通りに習慣になるまで実践しました。

13の題目は、古今東西の宗教、哲学、金言、言い伝え、ことわざ、聖人、賢人などの言葉から
人生に大事と思えることを選んで決められました。そして、フランクリンが自分がそれを具体的に
実践することを決めたのです。

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投稿者 管理人 on 2006年10月24日 14:23

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