意
意の音という漢字は、抑『おさえる』からきている。
『意』とは、心の中におさえてとどめてある心のはたらきのこと。
英語のmindは、『意』と同じ意味である。
古代インドでは、こころを意味する言葉は3つありました。
心と意と識の3つです。
このなかで心とは、情緒的側面。
識は識別など知的側面。
意は、五感など認識作用に関すること。
このように使い分けられています。
意志という熟語がありますが、
目標に向かって成し遂げようとする心の働きを表している。
つまり意とは、心の積極的なはたらきを表しているといえます。
人生を幸福に生きるために、
積極的な意志という心を持ちたいものです。